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koppa's BLOG

海苔グレを始めたコッパがBLOGも開始しました。まあ釣行回数が少ないから必然的に更新も少ないですが・・・(-_-;)

2014/11/30 (真鶴・道無し) - 海苔ブダイ - 



フカセクラブ関東のオフ会に真鶴に行ってきました。
私とかっぱさんは海苔だけで勝負しましたが、15時過ぎにかっぱさんが43cmのブダイを上げた後、程なく私に42cmが来ました。ほぼ同サイズとはいうもののかっぱさんの方が若干大きかった・・・(-_-;)

 フカセクラブ(富華瀬倶楽部)は、2003年に関西で活動していた"おさる"師が発足した倶楽部で、規定以上のサイズの魚にその体長に応じてポイントを付与し、その累積ポイントに応じて段位を設定するというウェブ上のクラブです。私は現在そのフカセクラブで審査委員長をしています。まあメンバーの釣ったのを審査するだけですけど・・・(-_-;)
 そもそもは"めじっこクラブ"というウェブ上の釣りクラブが母体となっていて、そこにいた方々が所属しています。現在は地理的に関東と関西に分かれていますが、同一魚種は同一基準で審査しています。
 凄いのはそのメンバーで、”シマノ・ジャパンカップ”で2007年と2012年の二度にわたり優勝している”クレ”さんを筆頭に、2005年のグレ年間日本記録を叩き出した”垂水のオジサン”さんとか、各地のトーナメントで上位に入賞する凄い人たちが登録しています。まあそれらは関西の人たちばかりで、関東組は普通の釣り師がほとんどです。でも”クレさん”が関東に移住してきて唯一の希望の星となってます(^_^;)

 今回は関東地区の普通のメンバー(^_^;)が集合してのオフ会となり、総勢8名の参加となりました。関東の地磯でこれだけのメンバーが一度に入れる場所はとても限られ、今回も幹事の”和”さん始め皆さん場所選定に苦心された結果、真鶴の道無しの磯に決定しました。
 天気予報では前日と翌日が雨で、当日のみ晴れでポカポカという予報だったので、釣り場の混雑が予想されました。さらに当日は予想外のウネリが入っていて、釣り場のあちこちが波を被る状態で、釣り座の選択が大変でした。でも何とか全員が釣り座を構えることが出来て良かったです。ただ場所によっては何度も頭から飛沫を被る場所もあったようで、ちょっと残念です。
 ウネリがなければもう少し場所選択が楽だったかも知れませんが、逆に波を被っていなかったら、ひょっとすると一般の釣り人が多くて我々が入る場所がなかったかもしれないですから痛し痒しですね・・・

 当日の参加者はさすが皆さん釣り暦の長い人が多く、厳しい条件の中でも着実に釣果を上げていました。 私とかっぱさんは電車とタクシーでの遅出だったのですが、何とか釣り座も確保できました。かっぱさんはタモの届かないような超高場でしたが、すぐ下で竿を出していた”つるぞう"さんのアシストが受けられるので何とかなりそうです。
 私が入ったのはわりと低い場所でしたが、足元がえぐれているのと、左に根が張り出しているので、奇跡的に波を被り難くなっている場所です。たまに足元を洗う感じで波が這い上がって来ますので、荷物はずーっと後ろの安全なゴロタ場に置いて、竿とタモだけ持って出ました。それでも2~3回は飛沫を浴びましたが・・・(-_-;)

 今回私とかっぱさんは一日海苔だけで勝負と決め、しかもコマセもなしで一日頑張ることにしていたので身軽です。釣り座にも竿とタモと餌箱だけでOK。餌箱が流されるのが唯一の心配だったので、ライジャケに挟んで落ちないようにしていました。
 水深は足元で竿1本取っても根係りしないくらいで、ちょっと先に出すと竿2本でも根係りしないくらいの深さがあります。左は根が張っていて遠投すれば何とかなりそうですが、掛けても手前の生え根が邪魔で取り込みはほぼ不可能。右は小さなワンドになっているのですが、浅い駆け上がりになっていて、そこにウネリが入ってそれが出ていく時には滝のような流れになります。
 その滝のような流れがえぐれの先に落ちて強いサラシを作っています。そのサラシの中は洗濯機のような状態なので、サラシの際と手前の生え根のえぐれの下辺りがポイントになりそうです。
 うねりが強いので浮きはキャスティングで買った0.5号(399円也)で、ハリス1.7号に3Bを2個段打ちして、サラシの下にとどまる様にし、竿一本から一本半のタナで狙いました。

 他のメンバーは朝からポツポツと手の平から足裏クラスを上げていますが、我々海苔餌チームはまったくのノーフィッシュ。まあこんなことはいつもと一緒です。開始して5時間6時間当たり無しなんていつもの事ですし、一日やってまったく当たり無しなんて事もありますからね(-_-;)  勝負は昼頃の満潮時と夕マヅメになるだろうと予想はしていて、それ以外の時間帯はまず釣れないんじゃないかなと覚悟していたんですが、ほんとに当たり無し・・・(-_-;)  いや、微妙な当たりみたいな動きや餌を取られることもあったので、まったく当たり無しではなかったですかね。
 で、予想通り開始6時間はヒットなし(-_-;)で迎えた午後3時過ぎ、かっぱさんが掛けました。竿はかなり曲がってますので良型のようです。チラッと見えた魚はなんだか口の辺りが赤いです。で隣の”つるぞう”さんの出してくれたタモに無事収まったのはブダイでした。ここから見た分には40cm位の感じです。

 でそのちょっと後、今度は私に当たりが出て、これに合わせると結構な重量感です。でも割とすんなりと上がってきた魚はやはり口の辺りが赤い・・・こっちもブダイでした。すんなり浮いたのですが、ちょうどウネリの入っている時で、タモを入れる場所がありません。右側は小さなワンドになっていて、そこで取り込む事を想定していたのですが、そのワンドにウネリが入っていて、それが出て行くタイミングだったので、滝のような流れになっていてとてもタモを入れられる状態ではないです。そこでウネリが抜けるまでこのままで待つことにしたのですが、そこから突然魚の反撃が始まり、別人いや別魚のように強烈に突っ込み始めました。
 左の生え根の先に回り込まれそうになるのを何とか溜め切ったのですが、重量感ある引きに加えて引き波の勢いに乗られ結構苦戦し、久々にレバーブレーキを使っちゃいました。いやーブダイでこんなに苦労するとは思っても見ませんでしたが、何とか無事タモに入れると結構デカいです。太くて重くて目測45cmくらい有りそうです。

 ここから見えたかっぱさんのブダイは40cm程度、でもこれは45cm位ありそうなので、てっきり勝ったと思ったのですが、ところが並べてみるとかっぱさんのもデカかった。遠近法だったか・・・(-_-;)
 採寸の結果、かっぱさん43cm、私42cmと僅差でかっぱさんの勝利。また負けましたわ・・・(-_-;) 太いし重いので45cm位ありそうに見えたんですが、以外に小さかった(^_^;)
 その後夕マヅメにはかっぱさんが35cm近いクチブトを”つるぞう”さんのタモ入れ(^_^;)で上げたので、チャンスタイムの到来かと期待したのですが、私には何の反応もなくタイムアップとなりました。(T_T)

 釣り終了後は湯河原に場所を移しての暫しの懇親会となり、久々に会う釣友たちと語らいました。そしてまた来年の開催を約束しての解散となりました。
杉さん懇親会場までと帰りの送迎有難うございました。
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